業務レポート
採用業務(書類選考と候補者対応)はAIに任せられるか
日程調整や定型連絡はAIに任せられる。合否の判断そのものを任せるのは、公平性の観点から避けるのが無難である。
01
任せられる範囲と、任せにくい範囲
AIに任せられる
- 面接日程の調整と、候補者への定型連絡
- 応募書類の要約と、募集要件との突き合わせ結果の整理
- 面接記録の文字起こしと要約
人が持つべき
- 合否の判断。学習データの偏りが差別につながる懸念があるため、判断自体は人が持つ
- 候補者の動機や人柄の評価
- 条件交渉
02
公開されている導入事例
各社の公開情報をもとに編集部が要約しました。数値は各社の発表に基づきます。
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03
導入判断の観点
事例の横断整理から、編集部が導入検討時に確認すべきと考える点をまとめました。
- 書類選考でAIを使う場合、何を根拠に絞ったかを説明できる形にしておく。説明できない絞り込みは後で問題になる
- 候補者体験の観点では、連絡の速さが効く。定型連絡の自動化は、判断の自動化より先に効果が出る
- 応募数が少ない企業では、選考の自動化より母集団形成のほうが課題である場合が多い
- 合否判定そのものより、日程調整や実施タイミングの制約を減らす工程から着手すると、試験運用から本格導入への移行がしやすい
- 書類選考、AI面接、面談のような複数の選考段階を1つの合算スコアにまとめず独立した評価として扱う設計にすると、ある段階で低評価だった候補者を別の段階で拾い上げられる。段階を合算してしまうと、この拾い上げの機会自体が失われる
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04
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